牛もつを探す旅〜分け入っても分け入っても小田急〜

ご近所さんになった友人(というか私が友人の近所に越して来た)に、もつ鍋を作る約束をしたのです。友人達はもつ鍋が大好きで、年一回のペースで福岡に食べに来る程です。なので、私が引越したらもつ鍋会やろうね、と前々から言っていたのです。

…私は地域差を舐めていました。
こんなに牛モツって無いんですね!
「どこにでも置いてる」とは思っていませんでしたが、品揃えの良いデパ地下や、都内のどこかに専門店くらいあるだろうと思っていたのです。だってホルモン専門の焼肉屋さんや、もつ鍋を出す居酒屋さんは凄く多いんですよ。だったら少しはあると思うじゃないですか。
まずアタリを付けたのは、良く聞く「肉のハナマサ」と、新宿にあるデパ地下の精肉売り場です。ハナマサには、あるにはあったのですが、冷凍の大きな塊。出来れば生で欲しかった私は、新宿の目ぼしいデパ地下を全て歩いて回りました。東京に来たばかりの私にとって、新宿の地下なんてダンジョン以外の何ものでもありません。が、単純に新宿周辺を覚えたいという気持ちと、単純にデパ地下が好きなのとで、途中「いつまで続くんだ小田急」などと思いながら、全部回りました。

結果/無い

今が真夏だという事もあり、取扱の難しい生のホルモンは扱って無いんですね。この事以外でも、生肉の取扱の種類は福岡と随分違う印象でした。そしてデパ地下、今半強い!ネットで買うという選択肢もあったのですが、結構高い上に、良さげなお店は届く迄の日数が読めなかったので、今回は却下でした。

途方に暮れた私は、帰ってネットで調べました。きっと牛モツ難民の福岡人は沢山いる筈だ!と信じて。
いや〜やっぱり沢山いました!その中から精肉組合の掲示板にたどり着き、可能性のあるお肉屋さんに片っ端から電話です。ここまで来たら、絶対に手に入れる牛モツ!しかしやはり夏は取り扱ってないお店が多く、扱ってても曜日指定の要予約等々。しかし、置いているお店をやっと見つけました。長い道のりでした…!でもちょっとだけ、新宿のお店の位置関係を把握出来て良かったです。